第42回 お彼岸の話


お彼岸

 

「春分の日」、「秋分の日」を「中日」としまして、前後3日間の「1週間」

 

この期間を「お彼岸(ひがん)」といいます。

※3月は春季彼岸、9月は秋季彼岸といいます。

 

お彼岸とは、

 

仏様の世界である「彼岸(ひがん)」と、私たちの世界である「此岸(しがん)」が、「もっとも近づく期間」になります。

 

向こう側とこちら側が近づくということで、このお彼岸の期間中に「先祖供養」や「お墓参り」を行えば、向こう側にこちらの気持ちが、たいへん届きやすくなる(近いので)といわれております。

 

また、仏様の世界が近いということで、このお彼岸の期間中に修行をがんばれば、いつもより修行の効果が高まる(浄土が近いため)ともいわれております。

 

彼岸と此岸の近づく、お得な「お彼岸」の期間。

 

皆様もお彼岸の期間中は「先祖供養」「お墓参り」をぜひとも行いましょう。

 

また、お家で坐禅をしたり、仏教の勉強をするのも良いと思います。お彼岸だからこそ得られるものがあるかも知れません。

 

年に2回しかない「お彼岸」の期間です。

 

大切に過ごしていただきたいと思います。

 

 

 

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